2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
文庫で上下巻の計2冊。添付の画像は上巻。本屋で目にし、楠木健さんと富山和彦さんが推薦という帯に惹かれ、中身をパラパラ見たら結構面白そうだったので購入。 今はもう有名人となっているIT業界の起業家たちが、若いころにどんなビジネスから手を付け、紆…
実務でバリュエーションに関わったので、知識の欠損がないか簡単に振り返るために再読。初版は2001年と20年以上前だが、廃れるような内容ではないことに加え、読み手を腹落ちさせるために実務家の視点に徹して記述している本書は、今でもバリュエーション関…
少し前に本屋で話題の書として展開されていたので気になって購入。オス(男)とメス(女)という、何となく常識として受け入れてしまっている二元論を打ち壊してくれる本。 本書を読む前は、オスとメスという生物的な区別は明確なものだと無意識に考えてしま…
言わずと知れた名著。20代前半に読んだ記憶があるが、当時は仕事経験が少なかったこともありあまりピンと来ず、今読み返したらもっと学びが得られるだろうと考え購入。 この本に対して、「基礎的なフレームワークしか使われておらず、今のビジネスの現場では…
原始仏典(中村元著、ちくま学芸文庫)※筑摩書房HPより引用 仏教思想・インド哲学の大家である中村元氏が、原始仏教の経典を取り上げ、その要点を平易に解説している本。仏教の経典を自分で一から読み下していくことに高いハードルがある僕のようなアマチュ…
「ローマ人の物語」の著者である塩野七生さんが古代ギリシアの歴史を物語としてまとめた本。当時の人物や出来事が生き生きと描かれており、まるでついこの間起きたことだったかのように感じられる。古代ギリシア人の話は地理的にも時代的にも遥か遠くの出来…
本書をひと言で表すなら、神保町マニアによる神保町マニアのための本だ。おそらく一度も神保町を訪れたことのない人は、この本をなかなか楽しめないだろう。こんな小さな街の歴史が詳細に書いてある本の何が楽しいのかと。しかし神保町に幾度か訪れたことの…